peace...

昨日のエントリーをした後、ゆっくりくつろいでいたい頃、誰かがインターホンを鳴らした。・・・・3回。時計は10時半を指していたので出ないでいた。
電話の向こうから聞こえたのは彼が1人でこの世の中から消えたこと。だった。

現場に居たDDは震えていた。夜中の12時近い。何人もの警察官が行き交っていた。赤いランプ。警官の紺色の帽子。夜の闇のなかで不気味な騒がしさ。かけよって抱きしめた。DDもむせび泣いていた。

今夜、皆でDDに差し入れして帰った。ホテルに泊まっている。ブランデー、サンドイッチ、チョコレート、お水とポカリスエット2本。
お母さんやKateと話したって言ってた。スカイプで。お母さんは飛行機でかけつけてくれるらしい。昨日の夜は「空っぽ」って言ってたけど今は感情が出て来たみたいだった。皆が自分を支えてくれているのは嬉しい、でもミックにはそんな人の温かみを感じる機会がなかった・・って泣いていた。DDを僕の家族って言ってた彼の心の内の深い深い孤独感、疎外感にもっと手を差し出して掴んであげれば良かったって思うと心が痛い。もっとガツンと向き合ってあげれば良かったって思う。私にしか話せないって言ってくれたのに。

昨日ビリー・マーティンの曲を聴いて心が動いてたとき、もうミックは旅立っていたのかな・・。もう二度と彼の人生が戻らない、なんて辛い。何て孤独で辛い人生だったんだろう。Life is miserableって言ってたらしい。

皆がDDの心痛を想って涙しても、その涙の中にはミックへの想いもこもっている。信じられないけどこれが起きてしまったこと。でも皆がそれぞれのやり方でDDやミックを想っている。言葉に上手くできなくても。