日記

必要なので思い切ってこれまでのdiaryを読み返した。私が思った通りにエリアスは最後の最後まで私を気遣ってくれていた。なのに私はその半分も出来ていなかった。会いに行ったり電話したりするのを躊躇ってしまった。そういう弱っている姿を人に見せない性格だったから会いに行くのが良いとわかっていても、何処かで躊躇してしまった。だからLINEに頼ってしまったし、最後の日もマンションにも寄らず差し入れのバッグとメッセージだけ残して立ち去ってしまった。お弁当に好きそうなものをたくさん入れて、神社のお守りも入れて置いてきた。メモに英語で大丈夫?話せるなら聞くよ!それかただヘルプの手を伸ばしてね、って書いた。でも、本当は顔を見て抱きしめてあげたら良かった・・・。でも・・とやっぱり思う。悩みの根本は仕事や人間関係、自分の性格との折り合い?だったから私が抱きしめてあげたからと言って解決は無かったんじゃないか、って。前にTM君が自殺して私がその話をした時に「もっと私に何か出来たんじゃないかってすごく思う」って話して涙が出たら、じっと顔を見ていて、何と言っていいのかすごく迷いながらでもやっと「うーん・・・でもさ、自分が何か出来たんじゃないかってあんまり思わない方がいいんじゃないかな、、(人が)1人に出来る事って限られているよ・・」って言って、涙を指ですくって抱きしめてくれた。優しかった。チュッてキスもしてくれたね。何か本当に優しかった。私はもっともっと行動してあげてたら良かったっていう後悔は一生拭えないと思う。勿論、彼の人生を救えた?なんていう事まではわからないけど、少なくともあの日に逝ってしまう事は避けられたのかも?しれない。

ずっと悩んでいた日々に私が居て良かったんだと、思う事にする。疲れて悩んてでいたけど少なくともエリアス自身が“話したい、聞いてもらいたい”って思えば絶対100%私は駆けつけるし、聞いてくれる人がいるっていうことはわかっていたと思うから。「こっちに来て」っていうニュアンスが少しでもあったら私はすぐにわかったと思う。でも何も無かったと感じて、最後は逆に少し元気になったのかな?私が作ったご飯を食べて、って単純に思ってしまった。あの時に電話1本しておけば良かった。あんな状態だったのに・・・・。でももし、電話していてもそうなっていたら今はもっともっと辛いのかもしれない?

クマちゃんは本当に生き急いでた・・。そしてこのトライアルになってまだ私を苦しめた事実がまだ残っている。もうこれだけは回避させて欲しい。だってもうクマちゃんは逝ってしまったんだよ。まさかの展開で・・。もちろんお母さんお父さんの気持ちはわかる。わかるからその事実だけは回避で同じ気持ちになる。帰って来て欲しいけどこればかりは無理。

きっと根が深い心の問題だったんだろうな・・と思うし、だから私のことを
「LCは分かり易くていいわー(笑)」「本当に良い子だわ」って言ってくれて「LCは時々、子供みたいな顔する。そういうの大事にした方が良いよ」って言ってくれた。彼にとっては私は難しい事も言わず、笑って、ご飯をせっせと作って、手をつないで買い物に行って、一緒に公園で膝枕してあげて一緒に笑って帰って来れたから良かったんだね。私も楽しかったよ。松本先生が「そういうLCさんだから、だから彼と長く続いたんだと思うよ」って言ったけど、今、振り返って本当にそう思う。私は私の理由で踏み込めず、彼は彼の理由で心をオープンに出来ずにいたわけで。でも踏み込まずに仲良くやれる二人だった!

くまちゃんには十分過ぎるほど良くしてもらった。私の事は良く面倒をみてくれて最後の最後まで、文字通り私が大丈夫かどうか?確認してくれた。これ以上の人なんているわけないし、探す気もない。全く。くまちゃんで十分。もう恋愛はしなくていい。無理に思っているわけでなくそれが自然。くまちゃんは初めてくれたカードに私の一番近くに居させて欲しい、って書いてくれた。夢が叶ったよ、くまちゃん(笑)いつも一緒。時々まだ悲しくて少し怒りも覚える。でも圧倒的に想うのはくまちゃんの優しさ。私にとって強く優しい存在で居たかったんだなって・・。ありがとう。